現代の若者の思考の特徴と傾向について思うことを整理します。
大学現場において、学生がトイレの個室で食事をする「便所飯」や座席にパーテーションが設けられ他者との会話が遮断される「ぼっち席」と言われる場所で食事をするなど、現代の若者は他人からの目を非常に気にする世代です。
特に公衆の場で注意を受けるといった行為は、皆の前で恥をさらされているという意識が強く、これを極度に嫌がる傾向にあります。
それゆえ、特定の人への指導時は注意、配慮が必要です。
また、SNSやネット上のゲームなどで特殊な状況のつながりがあり、それに依存したり、その中での個人のキャラクターの設定をするといった、対面とは違った人間関係が形成されている場合もあります。
このような文化の中で育った世代は、他者から承認欲求が強い世代である、ということを理解しなければなりません。
現代の若者の思考の特徴と傾向について、まとめるとその特徴は、承認欲求が高いということと、他者からの視線を気にする傾向が強いということかなと思います。