2012年度事業計画

あけましておめでとうございます。

本年は、『よりよい教育コンテンツ』を通じて『よりよい生活』が実現できるよう強い意志を持って取り組んでまいります。

年頭にあたり、本法人が置かれている2つの環境変化とその対応について述べたいと存じます。まず1点目が、経済の変化です。昨年は大震災と原発事故など未曾有の天変地異に見舞われました。また、欧州の信用不安や超円高、デフレを背景に企業業績が悪化してきております。景気の低迷と政治が混迷を深めるなかで、巨額の財政赤字を抱える我が国の経済財政危機が強く懸念されはじめており、消費税増税も近い将来、避けられそうにない状況です。

堅実で節約志向の消費の一方、教育費においては、投資の目的を厳しく見定めて学校や塾などの教育機関の選定を行う傾向がさらに強まるものと思われます。

このような中で当法人では、独自の教育コンテンツ開発、卓越した専門性やキャリア支援サービスなど高い付加価値に対する支持や信頼を獲得するための情報のオープン化も含めた納得性の高い広報コミュニケーションにも努めてまいりたいと存じます。

続いて情報環境の変化です。スマートフォンの爆発的な普及やソーシャルメディアの急成長で、これまでとは違った新しい時代の広報活動―マーケティングが求められています。人々がフェイスブックやツイッターでオンラインにつながっているユーザーは世界で20億人とも言われております。

厳しい状況が予測される2012年ですが、激しい変化は発展へのチャンスととらえ、社会全体の『よりよい生活』へとつなげることのできる1年にしてまいります。

代表理事 田中真美

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