【コラム】長く働きたいと思わせる職場環境作り

ホスピタリティやこころの教育をテーマに法人を運営、各地で講演等を行っていると、「長く働くことのできる職場環境とは何か」ということをテーマに雑談が盛り上がることがあります。

「長く働くことのできる職場環境とは何か」ということを聞いて、皆さんは何を思うでしょうか?

その為に、企業は何ができるでしょうか?

筆者としては、最近の社会情勢を踏まえると、「働きやすい魅力ある職場環境を創出し、多様な働き方に対応できるよう、様々な角度から働き方改革を進める」という点が重要なのではないかと考えています。

多様な働き方ができる企業とは、すなわち「ここで働きたい」と思われる魅力的な組織であり、
この仕組みを整えて、啓発していくことが、ひいては優秀な人材を安定的に確保することにつながるのではないでしょうか。

様々な企業においても、多様な働き方の実現に向けて、さまざまな工夫がなされています。

例えば、子供と一緒に出勤できる「連れ子出勤」や高齢者を活躍の舞台へ引き上げる「生涯現役が可能な高齢者雇用制度」、スポーツ選手を受け入れる「スポーツや芸術活動を応援する出戻り受け入れ制度」といったものです。
もちろん、「企業のこの取り組みが面白いから真似しよう!」というわけにはいきません。

体制、規模等、事業所によって事情は千差万別であるため、他社が導入し、成功している事例をそのまま自社に当てはめるといことは難しいでしょう。

したがって、多様な働き方の実現に向けた仕組み作りは、自社のオリジナリティを打ち出すことが重要です。
ただし、ユニークな働き方を導入することが目的になってはなりません。

導入の目的と狙い、また、制度を導入するにあたって課題となるものを明確化し、その上で情熱をもって取り組むことが必要です。

当法人でも頑張ってまいります。

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